2012年8月24日9:00
ATMで入金する。ATMから現金を引出す。ATMから振込む。
振込み詐欺がいっこうに減少しない現状では、本人だけでなく家族も、ATMの利用は気がかりなもの。
ATMの利用ごとにE-mail通知があれば安心だ。キャッシュカードの不正利用がすぐわかる。
米ウェルズファーゴは2年前からATM利用で電子レシートを発行。オンラインバンキングの利用明細に反映するだけでなく、E-mailへ電子レシートを送付している。
その結果、電子レシートの発行件数が、2012年8月には1億件を超えた。紙のレシートを加えた全レシート件数に対し、12%が電子レシートとなっている。
紙のレシートにすると約2万ロール。つなぎあわせると、サンフランシスコからオーストラリアのパースまで、約8,000マイルになるという。
このペースで行くと、1分間に約100レシートが節約できる予定だ。ウェルズファーゴは12,000台のATMを保有している。
ATMの電子レシートはペーパーレスとともに、利用者の安心も促進することができる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。