2012年9月25日9:00
スマートフォンの普及によって雑誌や商品のQRコードをスキャンし、より詳しい情報にアクセスする人が増えている。
米国で13歳以上の携帯電話利用者に、QRコードの利用について質問したところ、2011年6月だけで1,400万人がQRコードをスキャンしたことがわかった。調査したのはコムスコア(comScore MobiLens)。
QRコードをスキャンしたメディアで最も多かったのは、雑誌と新聞で49.4%だった。ついで商品のパッケージが35.3%。3人に1人が商品の詳細情報にアクセスしている。
パソコンのWebサイトでスキャンした人は27.4%、ポスターやチラシなどでは23.5%だった。名刺やパンフレットは13.4%、店頭が12.8%、テレビが11.7%とつづいている。
スターバックスのモバイル決済でもQRコードが使われている。NFC非接触決済のインフラが整うまではQRコードの利用は増えるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。