2012年10月18日17:25
ジェーシービー(JCB)は、富士山の世界文化遺産登録と環境保全を応援するため、2012年10月19日から、JCB ORIGINAL SERIESおよびJCBビジネスカードに富士山デザインのカードを新たに追加し会員募集を開始した。また12月18日からは、Oki Dokiポイントプログラムの交換・応募商品ラインナップの寄付コース「ポイントチャリティー」に、認定NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」などが運営する「富士山基金」を追加する。
富士山の世界文化遺産登録については、2007年1月に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の暫定リスト搭載が決定し、静岡県・山梨県や関連する自治体、関係省庁などが一体となって準備を進めた結果、2012年1月には、日本国政府からユネスコへ「富士山推薦書」が提出された。今後は、2013年6月に開催されるユネスコ世界遺産委員会にて、登録の可否が審議される予定だ。
JCBではこうした活動を応援するため、富士山の再生を通じ日本を元気にすることを目指す企業連携プロジェクト「富士山ルネッサンスプロジェクト」、富士山を世界遺産にする国民会議、「富士山世界文化遺産両県県民会議」に協賛・参画している。
今回、JCB ORIGINAL SERIESに、特別デザインとして葛飾北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」(通称:赤富士)をモチーフにした「富士山浮世絵」(一般カード)や、朝日に染まる雲海に立つ富士山を上空から撮影した「富士山空撮」(ゴールドカード、一般カード)を追加する。またJCBビジネスカードのラインナップにも「富士山」デザインを追加するという。いずれのカードにもルネッサンスプロジェクトのロゴを表示している。
また、国民会議や静岡県・山梨県などが運営する「富士山基金」へ寄付ができるコースをOki Dokiポイントプログラムの交換・応募商品「ポイントチャリティー」に追加し、富士山の保全や世界文化遺産登録をサポートしたいJCB会員からの寄付を受け付ける。交換ポイント数は500ポイントから1ポイント単位となる。