2012年11月19日9:00
2011年1月にスターバックスがモバイル決済を導入して以来、モバイル決済件数が1億件を超えた。スターバックスのモバイル決済は、スマートフォンに表示されるバーチャルカードのバーコードを読取る方式だ。NFC非接触決済ではない。
現在の利用状況は、毎週平均200万件のトランザクションになっている。1日約30万件。モバイルは、プラスチックカードとは違い、顧客とのコミュニケーションを深め、独自性を発揮することができる。
モバイル決済のさらなる革新に、スターバックスはSquareへ投資。Squareが推進するウォレットを導入することを決めた。新たな顧客体験価値を提供するためである。
Squareウォレットは、利用者がスターバックス店舗に近づくと、自動的にレジ画面に利用者の顔と名前が表示され、名前をいうだけで支払える画期的なサービスだ。
スターバックスは、2012年の総顧客数が30億人になると予測している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。