2012年12月17日9:00
米国ではATMの普及が拡大し、飽和状態になっている。ATM運営者の課題は、1台あたりの生産性を高めることである。
そのニーズをくみとって、米国のベターATMサービシズ(Better ATM Services)は、世界ではじめてATMで多様なプリペイドカードを発行できるサービスを開発した。
米国ではすでにギフトカードを含むプリペイドカードが日常生活に浸透している。ATMで発行できるのは、ハウスギフトカードだけでなく、ビザやマスターカード、アメックス、ディスカバーカードなどの国際ブランドカードも可能だ。
ハウスギフトカードは、メイシーズやロウズ、アウトバックステーキハウス、ボーンフィッシュグリルなど。
まだテスト段階だが、アリゾナ州の11カ所のクレジットユニオンATMで利用できる。プリペイドカードの販売チャネルは、小売店頭からATMにまで拡大している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。