2012年12月21日17:49
ジェーシービー(JCB)は、日本へ旅行する中国と台湾発行のJCB会員向けに、GPS連動型スマートフォン用アプリケーション「JCB日本指南」「JCB日本導覽」を提供すると発表した。簡体字版のJCB日本指南は2012年12月21日から無料ダウンロードを開始し、繁体字版のJCB日本導覽は2013年3月を目処にリリースするという。
今回のJCB日本指南とJCB日本導覽は、日本のJCB優待加盟店情報や観光情報を中国語(簡体字・繁体字)で紹介するGPS連動型の無料スマホアプリである。
「優待店検索機能」では、海外発行会員向け優待店約250店舗を紹介しており、利用者はJCBカードの提示や支払により割引や優待などの特典が受けられるという。また、東京や大阪のほか北海道や九州、沖縄など、中国や台湾からの旅行者に人気の観光地の店舗も掲載しており、今後も海外発行会員向けの優待店を順次追加していく予定だ。
なお、JCBでは、日本のJCBブランド会員向けの海外旅行サービスを強化する目的で、JCB優待加盟店情報や観光情報を紹介したスマホアプリを人気観光地6エリア(ハワイ、韓国、ロサンゼルス、ラスベガス、 ニューヨーク、サンフランシスコ)で展開している。海外会員向けのスマホアプリとしてはすでに英語版の「JCB Japan Guide」を2012年4月にリリースしているが、JCB会員が多い中国と台湾の利用者(727.3万会員/2012年9月末時点)へのサービス拡充を図るため、今回、中国語(簡体字・繁体字)でのサービスを開始するという。