2012年2月22日23:32
イオン、NTT西日本グループ、シャープは、2011年2月15日の協業開始の発表以来、家庭で利用できるタブレット端末を活用した「A touchRu*Run」サービスの展開について女性マーケティング・企画事業会社であるハーストーリィプラスの協力を得ながら検討を進めてきた。3社では、3月12日から、家族の絆をより深めるコンテンツ機能搭載のタブレット端末を活用した、新しいサービスの提供を開始する。
同サービスにおいては、タブレット端末・アプリケーション・サポートを組み合わせることで、機器の操作が苦手な人やパソコンの起動が面倒な人にも簡単・手軽にサービスを利用してもらえる環境を提供する。
イオンは、タブレット端末の機能を活用し指先でのタッチで幅広い年代の顧客に買い物してもらうための「イオンネットスーパー」の展開や、近くのイオンの店舗のチラシ配信やイベント情報などを提供する。また、タブレット端末としては家庭用では日本で初めてとなる電子マネー決済機能を搭載しており、2012年度上期よりイオンの電子マネー「WAON」での決済もスタートする予定だ。
また、NTT西日本グループからは親子の安心コミュニケーションツールや家族のスケジューラーなど、楽しみながら家族の絆を深めることができる「くらしフルサービス」および、顧客が安心してサービスを利用するための「サポートサービス」を提供する。
シャープは、家庭内でのネットワークサービスに利用できる7インチと10.1インチのタブレット端末を開発。非接触ICカードの無線通信規格であるNFCに対応し、WAONカードの活用を実現するという。無線LAN機能では、パソコンをはじめ他の無線接続機器との電波干渉が少ない5GHz帯(IEEE802.11a)にも対応し、家庭内でスムーズな通信環境ができるという。また、小説・書籍・コミック・雑誌・新聞などの電子書籍が楽しめる電子コンテンツストアサービス(GALAPAGOS STORE)を提供する。