2013年2月21日20:43
イオンクレジットサービスの連結子会社であるイオン住宅ローンサービスは、2013年2月19日、イオン銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を関東財務局長から取得したと発表した。銀行代理業の許可取得は、住宅ローン専用の金融機関では、同社が唯一となる。
同社は、2012年1月の同社グループ入り以来、全国に広がる同社の支店・営業所を活用し、営業ネットワークの拡張による営業力強化や、小売りとの連携による「イオンセレクトクラブ」の特典提供などの取り組みを行っている。
同社は、今回の許可を受け、3月1日から、イオン銀行が提供する「住宅ローン」の取次ぎを開始する。これにより、従来の長期固定金利「フラット35」に加え、「変動金利型商品」など、顧客1人ひとりのニーズに合致した住宅ローンの販売が可能となる。
またイオン銀行は、これまで全国のイオンのショッピングセンター97カ所(2013年2月20日現在)に展開する「イオンストアブランチ」を中心に住宅ローンの販売を行ってきたが、今回の同社への銀行代理業業務委託で同社の提携先を介した顧客への販売が可能になり、新たな基盤での事業拡大を図るという。