2013年3月3日9:00
小売流通最大手のウォルマートは、セルフレジのテストやモバイル決済のトライアルなど、顧客利便性のための改善を継続実施している。
スマートフォンの普及で顧客のショッピングスタイルは大きく変化している。非接触NFCを搭載したAndroid機種への対応だけでなく、iPhoneへの対応も重要な課題。
そこでiPhoneユーザーのために、アップルが既定アプリとして搭載しているパスブックをテストすることになった。といってもすでに本部があるアーカンソーの1店舗ではテスト済み。デンバーエリアの40カ所にテストを拡大する。
パスブックのコンセプトは「スキャン&ゴー(Scan & Go)」だ。つまり購入する商品のQRコードをスキャンしセルフレジで支払う。顧客は混合っている有人レジにならぶ必要がなく、セルフチェックアウトできるというメリットがある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。