2013年5月17日9:00
オフラインのリアル店舗は、アマゾンやイーベイなどのオンライン大手との戦いに苦戦している。ペイパルのグローバルディレクターはそう語った。
なぜ苦戦するのか。それはデータ分析ができていないからだという。顧客の考察が滑落している。
ビックデータの収集と分析で、顧客の直近ニーズを推測して商品やサービスを提供する。これはオンライン大手が日常の業務として取組んでいること。
リアル店舗ではこの分析力とマーケティング力がないため、店舗はショールームと化すと予測する。データがなければ顧客の実態についてなにもわからない。
IBMのマーティン社長も「予測型のアナリティクスによって、意思決定を行うこと。過去の経験からは正しい意思決定ができ ない可能性が高くなる。アナリティクスによってデータを洞察や知識に変えることができれば、よりよい意思決定ができ、競争上優位になる」と語っている。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。