2013年6月21日9:00
米国ではじめてプリペイドカードで市場公開したグリーンドットは、GEキャピタルリテールバンクからウォルマートのプリペイドカード事業を買収することになった。
グリーンドットの売上げの最大のシェアを占めているのがウォルマート。そのうちMasterCardプリペイドに関しては、GEバンクのMSP(サービスプロバイダー)としてウォルマートにサービスを提供してきた。
ところが、グリーンドットは銀行を買収し、国際ブランドのプリンシパルメンバーとなった。いまやGEバンクのメンバーシップを借りなくても、国際ブランドカードを発行できるようになったのである。
GEは金融部門の売却を検討中。この流れのひとつがグリーンドットへのウォルマートプリペイド事業売却になったと考えられる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。