JCBがデビットの展開を開始、まずは台湾の華南銀行と提携

2013年6月19日20:52

ジェーシービー(JCB)および海外業務を行なう子会社のジェーシービー・インター ナショナルは、台湾の商業銀行である華南商業銀行股份有限公司と提携し、JCBブランドとして世界初となるデビットカードの展開を開始すると発表した。2013年8月上旬を目処に、華南銀行は、台湾や世界のJCB加盟店で利用可能な「華南 LOVE TSCC JCBデビットカード」の会員募集を開始する予定だ。

華南銀行は、JCBカードの発行および加盟店業務を行っている台湾の商業銀行となる。今回の提携は、台湾でのデビットカードへのニーズ・期待の高まりを背景に、“他に無いユニークなデビットカード” を発行したいという両社の意向が合致し、実現したという。

具体的には、利用者の選択により台北市の地下鉄・バスなどで利用可能な交通系電子マネー(非接触IC決済機能)「TSCC」の機能を搭載可能だ。また、台湾で発行されるJCBクレジットカードの最上位券種(プラチナ券種の上位)「JCBプレシャス」のサービスを付帯している。

今回、JCBが金融機関を対象に提供を開始するデビットカードは、クレジットカードのような与信は必要なく、発行金融機関の口座残高を上限としてJCB加盟店でキャッシュレスに買い物が可能だ。利用できる加盟店は、原則としてJCBのクレジットカードが使える加盟店となる。

デビットカードやプリペイドカードは、経済発展の程度やインフラ面などの理由から、与信や審査を前提とするクレジットカードが広く一般的になっていない経済新興国・地域においてニーズがあるという。他方、クレジットカード決済の成熟市場である経済発展国・地域においても、決済ニーズの多様化などにより支払い方法の選択肢となっているそうだ。

JCBは国際カードブランド運営者として、さまざまな国・地域でJCBカードの発行を拡大するにあたり、各地の消費者・事業者の多様なニーズに応える柔軟かつ幅広い決済プロダクトのラインアップを持つことが重要と考えている。現在、日本を含む、台湾以外の国・地域においても、消費者やビジネスパートナーのニーズに沿ったデビットカード・プリペイドカードの展開について検討を進めているそうだ。

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