2013年6月28日9:00
CNNマネーによると、米国の若年層(18歳から29歳)のクレジットカード離れが進んでいる。
クレジットスコアリングを提供しているFICOの計算では、2008年のリセッション以降クレジットカードを利用しない若年層は約2倍になった。2012年末までにクレジットカードをもっていない米若年層は約16%になったのだ。
18歳から29歳でのクレジットカード負債も、リセッション以降3,073ドルから2,087ドルに減っている。クレジット利用が減ればクレジットスコアは高くなる。このセグメントのプライム層(スコアで760以上)は2005年には8.6%だったが、2012年は11.2%に増えている。
若年層はクレジットカードにかわって、デビットカードやプリペイドカードを好む傾向にある。その理由は、彼らの両親がファイナンスで苦しむ姿をみたことである。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。