2013年9月10日18:20
三菱UFJニコスはこのほど、Visa加盟店でのネット通販で利用できる前払い式決済サービス「e-さいふ」の利用顧客を対象に、ショッピングポータルサイトe-さいふ版「POINT名人.com(ポイントメイジン・ドットコム)」の開設を決め、2013年9月3日に取り扱いを開始したと発表した。
e-さいふは、予めインターネット上の専用口座を開設し、前払いでチャージ(入金)しておけばその範囲で、Visa加盟店でのネット通販の支払いに利用できるサービスとなる。当初は、口座への入金手段がクレジットカード払いのみであったが、8月27日から全国のサークルK・サンクス約6,300店舗で前払い(スクラッチカード「e-さいふVisaバーチャルプリカ」)の販売を行っている。
今回、e-さいふの利用金額の一部が口座に還元され、残高の積み増しが可能な、e-さいふ版「POINT名人.com」を開設。同ポータルサイトには、楽天市場、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングといったWebショップが20店出店しており、同サイト経由で買い物をすれば、0.5%から最大12%分が口座に戻り、その分がネット通販で利用できる仕組みとなる。
同サービスでは、口座開設者は最大3セットのe-さいふ専用番号を取得して家族に割り当てることが可能だ。同割り当てを受けた家族は、配分された金額の範囲内で、同ポータルサイトやVisa加盟店でのネット通販を利用できる。同ポータルサイトは、家族利用で口座の還元が一層多くなるそうだ。
三菱UFJニコスでは、同社会員以外のネットユーザーの利用も見込めると期待しており、出店規模を2年後には100店まで拡大していきたいとしている。