2013年10月8日17:07
三菱UFJニコスはこのほど、Visa加盟店でのネット通販で利用できる前払い式決済サービス「e-さいふ」のチャージ代金が、コンビニエンスストアに設置の多機能端末を活用して支払えるサービスを開始すると発表した。まずは、全国のセブン-イレブン約1万5,800店及びサークルK・サンクス約6,200店で、2013年10月7日から取り扱いをスタートした。
e-さいふは、予めインターネット上の専用口座を開設し、前払いでチャージ(入金)しておけばその範囲で、Visa加盟店でのネット通販の支払いに利用できるサービスとなる。口座へのチャージ代金の支払い手段は、クレジットカード、サークルK・サンクスでの「スクラッチカード方式」となっており、今回、コンビニ多機能方式を導入した。
同サービスは、セブン-イレブンの「マルチコピー機」あるいはサークルK・サンクスの「カルワザステーション」で、「eさいふVisaバーチャルプリカ」の購入手続きをして申込票を出力し、レジにて支払いを済ませる仕組みとなる。チャージ額は、2,000円(販売価格2,200円)、3,000円(販売価格3,200円)、4,000円(販売価格4,200円)、5,000円(販売価格5,200円)、5,500円(販売価格5,700円)の5種類を用意。いずれも購入対象年齢を18歳以上に限定している。
なお、今回の方式によるチャージ方法は、①顧客が多機能端末の操作画面で、所定の手続きをして券種を選び申込票を出力、②レジで代金を支払い、「e-さいふ」口座にチャージできるコード(英数字)が印字されているチケットを受け取り、③「e-さいふWEBサイト」にアクセスし、チャージコードや必須項目を専用画面に入力、④「e-さいふ」口座に該当金額分のチャージが完了、ネット通販利用――となる。
三菱UFJニコスでは、今回の2万台を超す多機能端末の活用により、1年間で80万件の「e-さいふVisaバーチャルプリカ」販売を目指す。