2013年9月24日14:30
楽天Edyは、iOS専用アプリ「楽天Edy」を開発し、2013年10月上旬からサービスの提供を開始すると発表した。
iOS専用アプリ「楽天Edy」は、2013年10月上旬発売予定となるソニーの非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)と接続することで、iPhone・iPadユーザーがいつでもEdy機能付きカード等にEdyチャージ(1回のチャージ金額の上限25,000円、最大5万円まで)ができ、残高照会・利用履歴の確認にも対応しているサービスとなる。
ユーザーは、同アプリをiPhoneやiPadなどにインストールした後、低消費電力のBluetooth通信でPaSoRiを経由すると、いつでも簡単に楽天Edy機能付きカード等にチャージができるため、Edy決済が可能となる。
楽天EdyがiPhoneユーザーを対象に実施したインターネット調査(2012年4月実施)によると、過去に楽天Edyを利用したことがあり、現在楽天Edyを利用していないiPhoneユーザーの過半数(52.9%)は、過去に「おサイフケータイ」で楽天Edyを利用していることが分かったという。また、現在楽天Edyを使わない理由を聞いたところ、約4割(36.6%)が「チャージが面倒」と回答したそうだ。
楽天Edyは、「おサイフケータイ」を除いた累計発行枚数が7,700万枚(2013年7月末時点)、全国36万カ所(2013年7月末時点)の楽天Edy加盟店を有している。昨今、iPhoneユーザーが増加していることからも、同アプリを通じて楽天Edyのチャージと決済が加速し、電子マネー市場がさらに活性化することを期待している。
なお、同アプリはApp Storeにて無料でダウンロードできる。また9月24日から、PaSoRiは楽天Edyオフィシャルショップで先行予約販売を行う。PaSoRiの標準価格は4,980円(税込・送料含む)で、発売キャンペーン中は3,480円(税込)で提供するという。