2013年9月27日10:32
楽天は、ジェーシービー(JCB)と、楽天が提供するスマートフォン決済サービス「楽天スマートペイ」において、加盟店契約を締結し、今秋より、国際ブランド「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」のクレジットカード4ブランドの取り扱いを開始すると発表した。
「楽天スマートペイ」では、従来「Visa」「MasterCard」「楽天カード」のクレジットカードを利用できたが、同契約により、今秋から4ブランドが加わることで、クレジットカードの主要な国際ブランドで取り扱いが可能となる。
楽天では、国際ブランドであり国内のクレジットカード決済において高いシェアを占める「JCB」、世界的にも高いブランドイメージとプレミアムカードとして位置づけられている「American Express」「Diners club」、インバウンド利用者が多数保有する「Discover」の国際ブランドが「楽天スマートペイ」で利用できるようになることは、スマホ決済ができる加盟店が増え、国内だけでなく海外の利用者のショッピングの幅が拡大し、クレジットカード決済の利便性が向上すると期待している。一方、「楽天スマートペイ」の加盟店は、クレジットカードの利用が加速することにより、売上増加の機会が創出される。
今回、「楽天スマートペイ」加盟店では、楽天が行う所定の審査後、2つのアクワイアラ(楽天カードおよびJCB)の加盟店審査が行われる。国内法令、ガイドライン遵守はもちろんのこと、アクワイアラが行う独自の高い加盟店審査基準を通過した加盟店が、「楽天スマートペイ」加盟店となる。
両社は、クレジットカード会員に安心してスマホ決済を利用してもらえる環境を提供し、より便利で安心な決済環境を構築していきたいとしている。 今秋からは、資産を活用したプロモーションやキャンペーンなど共同施策を実施する予定となっている。