2013年10月10日9:00
大手個人信用情報機関のひとつエクファックスの報告によると、クレジットカードカードの残高が2カ月連続で増えた。
これは過去5年間ではじめてのこと。リーマンショック以降、米国の消費者はクレジットカード残高を減らし、できるだけ残高を貯めないようにしてきた。が、ここにきて増加傾向にある。
銀行が発行するクレジットカード残高は、2013年8月に5,378億ドルで、前年度月比で0.2%伸び。流通系クレジットカードは70%伸びて559億ドル。オートローン残高も伸び、2013年8月は前年同月対比9.7%増えて、8,344億ドルになった。
米国の金融緩和策継続で、行き場を失った大量のマネーが住宅や投資にまわっている。ミニバブルがあちこちでおきているのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。