2013年10月11日12:00
楽天は、2013 年10月11日、「楽天あんしん支払いサービス かんたん登録オプション」の提供を開始した。
同オプションは、インターネットで標準的に活用されているOpenIDログインの仕組みを利用したもので、ユーザーが同オプションを導入したサイトで会員登録する際、楽天会員IDとパスワードを入力するだけで、名前や住所などの会員情報が自動入力される。同仕組みにより、ユーザーにとっては会員登録作業の手間が省かれ、利便性を向上すると同時に、Webサイトやアプリを提供するパートナー企業にとっては、会員情報入力途中での離脱を防ぐことで利用者数の拡大につながるという。なお、会員情報の自動入力は、サイトごとにユーザーの同意を確認したうえで行われる。
楽天は、2008年からID型決済サービス「楽天あんしん支払いサービス」をWebサイトやアプリを運営する事業者に提供しており、楽天会員は楽天グループ以外のさまざまなサービスにおいても、楽天会員IDを利用して決済ができる仕組みを実現している。今後は、これに加えて「かんたん登録オプション」がWebサイトなどに導入されることで、サイトでの会員登録から、ログイン、決済までをより簡単に行うことができる一気通貫のサービスを提供するという。
なお、「楽天あんしん支払いサービス」のパートナーサイトは1,100サイトを超え(2013年10月現在)、ECサイトから映画チケット予約サイト、宅配注文サイト、動画ストリーミングサイトなど、さまざまなWebサービスで利用可能だ。