2013年10月18日9:00
インドは日本とおなじように、現金至上主義の社会とみられてきた。が、最近の統計によると、キャッシュレス化が徐々に進んでいるようだ。
Times of India紙によると、クレジットカードやデビットなどの決済カード発行枚数は2.5億枚になった。インドの人口は12億人だから、約2割がカード保有者だ。
クレジットカード利用は200億ドルで、2008年比2倍強。デビットカード利用は120億ドルで、2008年比4倍強になっている。
インドでは、MobiKwiというモバイルウォレットが今年はじめからスタートしている。このサービスは銀行口座のない人たちも利用できる。
インドには約7億人の銀行口座をもたない人たちがいる。モバイルウォレットが浸透すれば、さらにキャッシュレスが加速するだろう。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。