2013年11月6日19:54
オンライン決済ソリューション「F-REGI(エフレジ)」を展開するフューチャーコマースは、海外利用者を対象としたインターネット通信販売事業者および、これから海外進出を考える事業者を対象に、現地通貨での決済を可能とするクレジットカード決済、「多通貨決済サービス」の提供を2013年11月より開始すると発表した。現在主要11通貨に対応、しており、対応通貨は順次拡大するという。
同サービスは「海外向け通販」「航空券予約」「書籍・DVD」「ゲーム・SNS」などといった商材を海外のユーザーに提供する際に、通貨レートがリアルタイムで反映された自国通貨で購入を可能にする決済サービスとなる。また、インターネット通販以外でも、例えば、日本国外にリピーター顧客をお持ちの旅行代理店、ホテル事業者様および、ダウンロード商材を提供する事業者、海外活動するアーティスト、ファンクラブ運営者、海外企業とのB2B 取引における決済ツールとしても利用可能となっている。
従来の多通貨決済サービスでは、カード会社への売上請求データ伝送後に為替レートが確定するため、販売時点では、売上代金の「円貨」は確定しなかったそうだ。また、事業者は、カード会社から送付される売上金振込明細を受領するまで円貨での売上金額が把握できず、売上計上など経理処理ができない課題があったという。その点、同サービスでは、販売時点で売上代金の「円貨」を確定できるため、事業者は、為替レート変動に煩わされることなく、コア業務に集中することが可能となる。