2013年11月17日9:00
タブレット型のPOSが米国では急速に拡大している。ソフトバンクが買収した米通信キャリアのスプリントは、決済プロセッサーのバンティフ(Vantiv)と提携し、タブレットPOSシステムを販売することになった。
スプリントは販売チャネルを提供。バンティフはそこでモバイルチェックアウトを販売する。バンティフのPOSはNCRのシルバーをベースにしたもの。キャッシュレジスターから最新のPOSシステムへ簡単にかえられる。
オールインワンのソリューションで、タブレットやワイヤレス接続端子、カードリーダ、タブレットスタンド、キャッシュドロワー、レシートプリンターがパッケージとなっている。スキャナーやブルートゥースプリンターなどのオプションもある。
マッキンゼーの調査によると、スモールショップや中堅ショップのうち50%がタブレットPOSやモバイルPOSを使うか、検討しているという。米国には500万件のそういうマーチャントがいる。スプリントはこの市場にタブレットやスマートフォンを販売していく方針だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。