2014年1月17日18:38
商店街振興組合原宿表参道欅けやき会(欅会)と公益財団法人東京観光財団(TCVB)は、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)の協力を得て、2014年1月23日~2月5日まで、原宿及び表参道エリアにおいて訪日観光客誘致キャンペーンである「Tokyo Grand Shopping Week」 を開催すると発表した。ターゲットは、台湾、香港、中国、韓国及び東南アジア諸国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア等)をメインとする20~40代の外国人となる。
ショップでのバーゲンをはじめ、原宿及び表参道エリアを回遊する無料ガイドツアー、文化体験プログラム等を実施し、表参道・原宿の豊富な観光資源を生かしながら、エリア全体で外国人を歓迎する仕組みを構築し、東京へのさらなる誘客につなげるという
なお、同キャンペーンは2013年2月に実施したTokyo Fan Week の事業枠組みを継承するものとなり、同実績を踏まえ、期間の短縮化、コンテンツの見直し等を図るとともに、海外への訴求力を高めるため、キャンペーン名称を変更したそうだ。
また、Visaは、かねてより訪日観光の振興に取り組んでおり、2013年に引き続き、TCVB 及び欅会と連携して事業を実施することとなった。今回のTokyo Grand Shopping Week の開催にあわせ、歓迎フラグの掲出により原宿及び表参道の街全体で訪日外国人観光客に歓迎の意を表す。具体的には、表参道に122 本の歓迎フラッグを4言語(英語、繁体字、簡体字、ハングル)で掲出し、原宿及び表参道を訪れる外国人観光客を歓迎するとともに、Visa ロゴを掲載することで、原宿・表参道エリアにおいてカード決済が可能であることを広くアナウンスし、消費拡大を図る。
またVisaは、訪日観光客が出身国で使用しているさまざまな国際標準の電子決済手段、すなわち、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードが、接触、非接触、モバイルを問わず、すべてそのまま日本で利用できる決済環境の整備を目指している。日本でカード決済を利用できること認識している訪日外国人は少なく、約6 割がVisa マークを店頭で見ることにより、初めてカードが使えることを知ったという調査結果があるそうだ。決済カードが利用可能であることを周知することは、販売機会損失をなくすことにつながり、地域経済の振興、日本経済の成長に貢献することにつながるそうだ。
欅会、TCVB 及びVisaは、Tokyo Grand Shopping Week により、訪都の主要目的であるショッピングの魅力を世界に向けて発信するとともに、東京における誘致コンテンツの1つとして継続的に実施していくことにより、訪日観光客の更なる誘致を図っていく方針だ。