2014年4月28日13:28
ジャックスは、2014年6月に創立60周年を迎えるにあたり、ジャックス創業の地である北海道函館市へ太陽光発電システムによる発電所を建設し寄贈すると発表した。
今回、ジャックスが寄贈する太陽光発電システムによる発電所は、函館市新湊町の同市所有地に6月下旬の竣工を目指し建設する。広さ1,627㎡の土地に容量83.16kwの太陽光発電パネルを設置し、年間の発電量として約10万kWh を見込んでいるそうだ。
寄贈発電所の建設費は、3,500万円規模となり、費用の原資としては、ジャックスとジャックスの創業者で函館市に居住している名誉会長の山根要氏個人からの寄付金となる。
また、資源エネルギー庁が定める再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、今後20年間に及ぶ函館市の売電収入の累計額は6,500万円超となる見込みだ。売電収入の使用使途については、函館市の環境整備・地域貢献・雇用促進等に使用してもらう予定となっている。
さらに、同寄贈と同時にジャックスでも函館市への寄贈発電所と同規模の太陽光発電システムによる発電所を隣接地に建設して発電事業を開始する。
ジャックスは、1998年に業界で初めて太陽光発電システムの設備購入・設置工事費用を対象としたソーラーローンの取り扱いを開始しており、現在もクレジット事業における最注力商品として取り扱いの拡大へ向け取り組んでいるそうだ。2013年度のソーラーローンの取扱高は、1,000億円を超える見込みであるという。