2014年7月24日19:17
玩具とベビー用品の総合専門店である日本トイザらスは、2014年7月25日、公式ネット通販サイト「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」を全面リニューアルし、オムニチャネルの推進を強化すると発表した。
「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」では、新たに実店舗の品揃えに合わせて、玩具・ベビー用品のラインナップを拡充した。800商品以上のベビー用品を含め、約3,000商品を増やすとともに、ベビー服やベビーケア用品、食事類などの取り扱いも開始している。このほかにも、出産・育児に役立つ様々な情報を紹介する「アドバイザリーページ」や、全国のベビーザらス店舗で人気の「プレママ・ストアツアー」をもとにつくられた「プレママ・バーチャル・ストアツアー」などのコンテンツを提供するという。
また、オンラインストアでは、公式YouTubeチャンネルで紹介する250本以上の動画を掲載。さらに、全国のトイザらス、ベビーザらス店舗で展開するインショップ及び専門コーナーを「バーチャルショップ」として導入し、トイザらスでは、オンライン限定商品を含め、350種類以上のアイテムを揃える「レゴショップ」と英語学習に役立つ玩具を集約する「イングリッシュラーニングセンター」を、ベビーザらスでは、「ディズニーベビー」や2013年から現在まで全国12店舗でインショップを展開する好調の「ミキハウスホットビスケッツ」をオープンする。
新サイトは、2014年4月に新プラットフォームを導入し、操作性とデザイン性を向上させたシンプルで使いやすいインターフェースを実現。これにより、会員登録をせずに商品を購入できる「ゲスト購入」や、決済時に「トイザらス・ベビーザらス ポイントカード」の「ポイント付与」ができる新機能が搭載されたそうだ。
トイザラスグループでは2010年以来、オムニチャネルがグローバル戦略の重要な柱の1つとなっているそうだ。日本トイザらスは、2000年にeコマース事業を開始し、近年では、オンラインストアで注文された商品を近隣店舗から発送する「シップ・フロム・ストア」や、オンラインストアで注文した商品を実店舗で受け取る「イン・ストア・ピックアップ」など、さまざまなオムニチャネルの取り組みを実施してきた。また、7月23日からは、全国42店舗で、自転車、大型遊具、大型ベビーギア、ベビー家具などを対象に、実店舗で取扱いがない場合や商品の欠品時に、実店舗からオンラインストアに注文できる新プログラム「ストア・オーダー・システム」を正式に導入開始した。