2014年11月3日9:00
英国メガバンクのひとつロイズ銀行は、大幅な人員削減をすると発表した。今後3年間で9,000人を削減するという。これは全従業員の10分の1に相当する。
顧客の多くはリアルの支店よりオンラインバンキングへシフトしている。従来のままではリアルの支店を利用しない。ということで、支店の閉鎖が人員削減の主な要因としている。
しかし本当のところは、人員削減によって利益を上げること。リーマンショックや欧州金融危機で政府の援助を受けたが、そのつけを早期返済しようというわけだ。
これはロイズ銀行の3年計画の一環として発表された。ロイズ銀行の株式の25%は英国政府が保有している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。