AR用画像認識技術のカード会員向けアプリを提供(三井住友カード/エイベックス)

2014年10月31日1:07

エイベックス・ミュージック・クリエイティヴと三井住友カードは、エイベックス所属アーティスト等と三井住友カードのコラボレーションカードの会員を対象に、AR用画像認識技術を応用したスマートフォン向けアプリケーション(アプリ)を提供し、マルチなコンテンツが展開できるサービスを開始すると発表した。アプリの配信は11月7日以降を予定している。

第一弾として、2014年10月30日に発行を開始する、人気グループ「BIGBANG」とコラボレーションした「BIGBANG VISAカード」の会員に対し、専用アプリを提供し、BIGBANG関連のさまざまなコンテンツが利用できるサービスを開始する。

ARとは、Augmented Realityの略称で最新の拡張現実機能のことで、マーカーと呼ばれる予め決められた素材を撮影することで、スマートフォン上で「実際にはその場に無いコンテンツ」を楽しめる機能となる。

同サービスは、ARで用いられる画像認識技術を活用しBIGBANG VISAカードの券面画像をスマートフォンで撮影し取り込むことで、専用アプリにログインすることができ、動画やゲーム、クイズなどBIGBANG関連のさまざまなコンテンツを利用できる。クレジットカードの券面をマーカーとして認識して展開するサービスは、世界初の事例となるそうだ。

提供するアプリケーションは、リコーの「Clickable Paperサービス」をもとに、エイベックスとリコーが共同開発したもので、今回、三井住友カードとBIGBANGのコラボレーション企画に展開する。

三井住友カードとエイベックスは、2013年よりエイベックス所属アーティストとのコラボレーションカードを次々と発行しており、今後は、これらのカード会員に対しても、専用アプリを活用したコンテンツサービスの展開を予定している。

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