国境なき医師団と共同でSquareの募金端末を使った寄付を都内7カ所で実施(Square)

2014年11月25日9:17

Squareは、国境なき医師団日本(特定非営利活動法人)と共同で、2014年11月25日~12月19日の期間、Squareの募金端末を使った寄付「SWIPE for the world」の募集を都内7カ所で実施すると発表した。

「SWIPE for the world」のウェブサイト
「SWIPE for the world」のウェブサイト

「SWIPE for the world」では、都内7カ所のSquare加盟店の店舗内に設置されているSquareの募金端末に、直接、寄付者がクレジットカードをスワイプし、国境なき医師団日本に寄付をするという。国境なき医師団日本は、募金端末設置店舗に人を派遣することなく、現金管理コストもかけずに、寄せられた寄付を受け取ることが可能だ。寄付の金額は100円から選択することができる。

従来、募金箱による募金活動は、①現金喪失のリスク、②現金管理の煩雑さ、③実施箇所の増加に伴う人的リソースの増加――といった課題があり、寄付を募る団体にとって大きな負担となっていたそうだ。「SWIPE for the world」はこれらの課題を解決しているという。

さらに、今回の取り組みは、加盟店の力を借りることでオンライン活動では難しい潜在的な寄付者との接点を店頭で創出し、実体験を通じての国境なき医師団の活動の訴求など、「リアルの力」の活用も実現した。これまで店舗を多数構える大企業でのみ可能だった「リアルにおける面展開での消費者との接点構築」が、Squareがプラットフォームとなり加盟店を束ねることで、中小企業や個人事業主であっても可能となる。

なお、今回の実施店舗は、浅草おと(浅草)、ALASKA vintage clothing(下北沢)、IKI-YA(明治神宮前)、牡蠣BAR(銀座)、自由が丘コンディショニングセンター(自由が丘)、Sugar Town(表参道)、hair make HANA(北千住)となっている。

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