2014年12月13日10:20
パブリッククラウドはセキュリティが脆弱という声を聞くが、そうともいえない。プライベートクラウドにくらべ、パブリッククラウドは最先端のセキュリティ技術を取りいれているところが多い。
Googleが運営するクラウドは、カード業界のセキュリティ標準であるPCI DSSを取得した。これを使えば、PCI DSSに準拠したサービスを提供できる。
ソーシャルファンディングのウィーペイ(WePay)はGoogleクラウドを利用する1社。オンラインマーケットやスモールビジネス向けのソフトも提供している。
GoogleクラウドがPCI DSSの承認を得たことにより、ウィーペイのサービスもPCI DSSに準拠したものとなる。強固なセキュリティを確保しながら、拡張性と可用性をもったサービスが提供できるのだ。
パブリッククラウドでの金融サービスがこれから増えてくるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。