2015年1月31日19:53
IBMの調査によると、2014年のハッキングで被害にあった顧客情報は6,100万件。2013年の7,300万件よりは減少した。
ただし、ターゲットとホームデポの大型ハッキングを除くと、2013年より43%も増えていることがわかった。サイバー犯罪はより巧みに顧客情報へアクセスするようになっている。
2014年サイバー犯罪のターゲットは小売と卸売業界だった。その手口は、SQLインジェクションやコマンドインジェクション、ブラックPOSやvスキマーなど多彩だ。
2014年のブラックフライデーからサイバーマンデーの2週間にサイバーアタックされた件数は、1日3,043件にもなる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。