2015年3月24日19:24
ネットショップを無料で開設できるサービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは、クレジットカード決済・コンビニ決済などBASE独自の決済システムを通じて提供する「BASE かんたん決済」に、新たに「銀行振込決済」を追加し、2015年3月24日より提供開始した。
「BASE」では、各ショップの購入者の利便性向上を目的として、ショップ運営者が①銀行振込、②代金引換、③クレジットカード決済、④コンビニ決済の4つの決済方法から、ショップ側が選択した決済サービスを購入者に提供できる仕組みを提供している。この中で、商品の売り買いをより便利にするために「BASE」が独自の決済システムを通じて提供する③クレジットカード決済と④コンビニ決済を「BASEかんたん決済」と呼んでいるそうだ。このほど「BASE かんたん決済」に新たに追加したBASE独自の「銀行振込決済」は、既存の銀行振込では対応できなかったさまざまな特徴を備え、ショップ運営者の負担を軽減するという。
具体的には、同機能を導入すると、BASEがショップ運営者に代わって入金用の銀行口座を自動開設。すでに手持ちの自身の口座情報を公開したくない人も、BASEの専用口座を利用できる。また、購入者にはBASEから口座情報を案内するため、ショップ運営者が口座情報を入力する手間がかからないそうだ。さらに、購入者からの入金時に、BASEからショップ運営者にメール通知するため、随時口座をチェックする必要がなくなるという。加えて、入金後は、注文管理ページの購入者のステータスが「未入金」から「発送待ち」へと自動で変更されるため手動でステータスを変える必要がないそうだ
購入者の入金方法は、既存の銀行振込のフローと変わらずに利用できる。代金は一旦BASEが預かり、商品発送後にショップ側に支払う形をとっている。
なお、「銀行振込決済」は、クレジットカード決済、コンビニ決済と同様に、購入者が支払った商品代金を「BASE」が一度預かるため、通常1決済あたり決済代行手数料(3.6%+40円)が発生するが、2015年5月末まで手数料無料キャンペーンを実施する。