2015年4月30日16:37
岩手県盛岡市、盛岡商工会議所、イオンの3者は相互協力・連携に関する「地域連携協定」を締結した。
今回の協定締結の目的は、盛岡市の一層の活性化および市民サービスの向上に向けて、相互の連携を強化することとなる。同協定の締結により、盛岡市、盛岡商工会議所、イオンは、電子マネーWAON機能付きの「MORIO-Jカード」を活用した地域振興や、地産地消の推進、盛岡市産品の販売促進、商工業、観光等の振興などにおいて連携し、さまざまな取り組みを進めていくそうだ。
同協定の取り組みとして、イオンは全国のWAON加盟店で「MORIO-Jカード」使って支払われた金額の一部を、地域経済活性化の取り組みに寄付するという。イオンが利用金額の一部を地域の取り組みに寄付するWAONカードは、「MORIO-Jカード」で100券種目となる。
なお、「MORIO-Jカード」は、カード提示で買い上げ100円ごとに1ポイントが付与される。また、「MORIO-Jカード」事業を運営する盛岡Value Cityがカードを提示された売り上げの一部を盛岡市の魅力あふれる街づくりに役立て、顧客と商店街が一緒に街を盛り上げるという。
今夏、盛岡Value Cityは国の交付金を活用し、同カードを利用したプレミアム付きポイント発行事業を行う予定だ。
なお、カードの販売場所は、MORIO-J加盟店99店舗(2015年3月末現在)となる。内訳は、東北地方の「イオン」41店、盛岡市内の「マックスバリュ」3店、「イオンスーパーセンター」1店、「サンデー」2店、「イオンモール」2カ所の合計49店(イオンでは順次、全国で取り扱い予定)となっている。