2015年5月26日12:25
ブロードバンドセキュリティ(BBSec)は、ペイメントカード業界の国際セキュリティ基準であるPCI DSS準拠認証にかかわるオンサイト評価ならびに準拠支援サービスを、これまでの日本、韓国からエリアを拡大し、アジア全域を網羅する展開を開始すると発表した。
BBSecは、PCI DSSの管理団体であるPCI SSCから2008 年5月、QSA(認定セキュリティ評価)企業として認定され、日本、韓国の事業者に対してPCI DSS準拠のオンサイト評価および準拠支援サービスを展開している。BBsecによると、すでに延べ100を超える事業体に対する実績があるそうだ。これらの実績を踏まえ、アジア拠点のオンサイト評価、準拠支援サービスのニーズを受けたことから、PCI SSCに対してアジア地域におけるQSA活動の申請をし、2015年5月11日に認定を受けた。
アジア全域での展開にあわせ、BBSecでは、日本籍、韓国籍、ブルガリア籍、カナダ籍の3大陸出身者によるQSA13名の体制を整えた。準拠支援に係る対応言語も日本語、韓国語、英語、フランス語、ドイツ語を提供し、オンサイト評価等のQSA活動と準拠支援に関してはアジア各地の企業や日本企業の現地法人、準拠支援に関してはアメリカやヨーロッパの現地法人にもサービスを提供することが可能になったという。