2015年7月29日11:16
リクルートライフスタイルは、VisaおよびMasterCardブランドのカード事業を行うリクルートペイメントとともに、「Airレジ」と連携して使用できるスマートデバイスを用いたクレジットカード決済サービス「Airペイメント」の提供を11月中旬より開始すると発表した。リクルートペイメントの資本金は4億5000万円で、代表者は高橋徹弥氏となる。
リクルートライフスタイルでは、「Airレジ」、「Airウェイト」、「Airリザーブ」、「Airマーケット」など店舗の業務をサポートするサービスを行っている。
リアル店舗においてもクレジットカードを中心とした非現金決済が増加する一方、国際標準規格「EMV」などカード不正利用防止の削減を目的とした各種セキュリティ基準への対応や、急速に進む決済手段の多様化への対応は店舗にとって手が回りにくい状況となっている。
そのような環境のなか、スマートデバイスを用いたクレジットカード決済サービス「Airペイメント」を、11月中旬より提供する。 提供する決済端末は、Miura Systems Ltd.製「M010」で、PCI-PTS v3.0、EMV L1&L2、EMV Contactless L1に準拠。PINパッドを備えた非接触(NFC)決済対応の最新の決済端末であり、デビット、プリペイド、電子マネー、ポイント、コンタクトレス決済まで対応可能だ。
加盟店手数料は3.24%となり、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の口座は5日ごと、月6回手数料無料にて振り込みを行う。その他金融機関の口座の場合、10日ごと、月3回手数料無料にて振り込むそうだ。
なお、JCB、American Express、Diners Club、Discoverブランドについては取り扱いに向けて協議中となっている。