2015年11月13日8:11
ビリングシステムは、同社と資本・業務提携にある Powa Technologies PLCが提供するスマートフォン決済サービス「PowaTag」を活用し、NPO法人selfへの寄付金受付サービスを開始したと発表した。
同サービスは、従来、対面と銀行振込のみだった selfの寄付金受付について、新たにクレジットカードを用いた寄付の受付を可能とするサービスとなる。具体的には、①selfは、自社サイトやチラシなどに寄付用QRコードを掲載、②寄付者はPowaTagアプリでQRコードを読み取り、ワンクリックで寄付手続き完了、③寄付明細はPowaTagからselfにリアルタイムで通知――という流れとなる。
selfは、大阪と東京、仙台を中心にチャリティなどボランティア活動を行っているNPO法人となる。これまでの寄付受付は、対面や銀行振込に限定されていたが、同取組によってselfは新たなシステムを構築することなくクレジットカード払いの寄付を受付けることが可能となる。さらにホームページや、チラシ、パンフレットなどさまざまな紙媒体に寄付用QRコードを掲載することによって、selfの寄付受付のチャネルを大幅に拡大することができるという。
また、寄付者はPowaTagアプリを用いて、自宅、オフィスなど場所を問わず、都合のよい時に手軽にクレジットカードでの支払いができるようになる。
ビリングシステムは、同取り組みのように、対面や銀行振込で行われていた寄付をクレジットカードでも受付可能とし、また、寄付受付チャネルを大きく拡大し、同時に寄付者の利便性を向上させるサービスを目指している。
今後は、NPO法人、各種の慈善団体、大学を中心とした学校法人等における寄付受付サービスの高度化に向け、各方面への提案を進めていきたいとしている。