2015年12月5日9:00
11月28日の土曜日は米国の記念日である。地元のスモールビジネスでショッピングや飲食を推奨する、スモールビジネスサタデーだ。
米国では今年の10月から、国際ブランドの規定でライアビリティシフトがはじまった。カード発行会社のEMV対応、マーチャントのEMV対応状況はどうなのだろうか。
ペイチェックス(Paychex)がスモールビジネスを対象にした調査によると、ライアビリティシフトの認知度は56%、対応度は29%だった。7割のスモールビジネスは未対応である。
小売と飲食に絞ると認知度は69%、対応度は47%までアップする。すでにEMV対応しているスモールビジネスの反応は、おおむね良好。55%が簡単でスムースだと回答している。
消費者のEMVカード保有率は75%だった。