2016年2月1日23:06
三井住友カードは、国内金融機関に対し、「銀聯カードATM取扱いソリューション」の提供を2016年2月より開始する。
第1弾として、イーネットがファミリーマート等に設置するイーネットの新型ATM(5,315台/2016年1月末)において、銀聯カードによる日本円引き出しを金融機関が開始するにあたり、同ソリューションを提供する。
同ソリューションは、国内金融機関が訪日中国人の利便性向上を目的に、自行ATMまたは提携先ATMにおいて銀聯カードによる日本円引き出しを取り扱うにあたり、金融機関と銀聯ブランド間に発生する各種業務の合理化に貢献することを目的としている。三井住友カードが、従来の事業展開において構築した「銀聯」および「国内金融機関」それぞれとの決済ネットワークを活用し双方のハブになることで、国内金融機関は銀聯のブランドライセンスの取得が不要になるとともに、銀聯へ接続するためのシステム開発や資金精算業務等の合理化が図れる。
また、ATM取り扱いソリューションにおいては、以前より「Visa」の取り扱いを実施しているが、今回の「銀聯」に続き、今後「MasterCard」についてもソリューションを提供するという。