2016年2月4日9:10
HID Globalは米国時間の2016年2月1日、同社の銀行・決済スマートカード業界向けID確認技術製品が、MasterCardのデュアルインターフェース向けインレイを対象とした2015年カード品質管理(CQM)監査に合格したと発表した。HID Globalは、マレーシアの生産施設が必要なCQMテスト手順に合格し、対応するCQMラベルを表示できる。要件を満たすインレイ生産施設は、世界でも数が限られているそうだ。
HIDグローバルの非接触・デュアルインターフェース向けインレイは9年間にわたり、テストと監査に合格してきたが、MasterCardがデュアルインターフェース向けインレイ専用の監査を導入したのは、ごく最近のこととなる。CQM制度は、カード発行企業に一貫した追跡可能な品質を保証するほか、製造施設と製造プロセスに関して厳密な要件を定めている。