2016年2月26日21:46
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、2016年2月、 貯蓄を1,000万円以上抱える30代の男女600名を対象(Visa では、この調査対象を「貯蓄賢者」として定義)に、「貯蓄賢者の買い物や貯蓄意識に関する調査」を実施した.
Visa の委託を受け、楽天リサーチが実施した同調査において、貯蓄1,000万円以上を抱える30代男女の買い物や貯蓄に関する意識や行動を調べたところ、次のような実態が分かったそうだ。
まず、貯蓄賢者は、「長期的な視野があり、論理性が高い性格」の持ち主であること。さらに、デビットカード保有者は非保有者より、「計画性」に長けていることが判明したという。
また、一カ月あたりの自由に使える金額を聞くと、「4万~5万円未満(14.8%)」が貯蓄賢者の相場であることが分かった。なお、相場より高く5万円以上の金額を使えている人について、デビットカード保有者が58.7%であるのに対し、非保有者は、50.7%と8%の差が見られる結果となった。さらに、1,000万円以上の貯蓄を達成するために行ってきた節約項目をたずねると、「外食に使うお金(30.2%)」が第1 位になっている。月々の貯金額の収入に対する割合では、「20~30%未満(22.0%)」が最も多い結果に。
「20代当時の自分へ貯蓄を増やすためのアドバイスを行うとしたら」という質問に対しては、「積立預金・定期預金」、 「資産運用」が多く挙がった。
さらに、貯蓄賢者は、計画的な支出や貯蓄を行う上で「即時決済」や「使い過ぎの心配がない」といったデビットカードの特徴を評価しているという。