2016年3月9日23:00
ゼウスは、Ve Japanと業務提携し、ゼウス加盟店に向けてVe Japanが提供するコンバージョン率改善ソリューション『VePlatform(ヴィプラットフォーム)』の提供を開始した。
ECサイトの運営において、カゴ落ち(離脱)は大きな機会損失となり、多くの事業者が抱える課題となる。離脱したユーザーの再訪問を促し、売上アップを実現するために、リマーケティング広告やWEB接客ツールが注目を浴びている。
Ve Japanは、WEBサイトにおけるコンバージョン率改善ソリューション『VePlatform』を、世界中で1万社以上に提供する英国・ロンドンのVe Interactiveの日本法人となる。Ve Interactiveグループは、世界34カ国にオフィスを構え、商品購入や会員登録ができるサイトから離脱するユーザーに対してクリエイティブやメールでアプローチをし、離脱の防止、サイトへの再訪問を促すことで、導入サイト全体の購入数・登録数の増加を促進させるソリューションを提供している。日本市場においては、2014年9月より本格的に始動を開始し、サービス提供後EC関連企業を含む400社、700サイト以上の導入が進んでいる。
今回の業務提携により、ゼウス加盟店における『VePlatform』の利用を通した見込み顧客の離脱防止、コンバージョン率の改善を双方で支援していく方針だ。
なお、『VePlatform』は、Ve Japanのタグをサイト内に設定するだけで、複数の離脱防止サービスや広告を利用できるコンバージョン率改善ソリューションのプラットフォームとなる。導入コストや月々の運用コストは一切かからず、コンバージョンに応じて成果報酬のみを支払う形態となっている。
具体的なサービスとして、①購入手続き途中でサイトを離脱したユーザーに対し、カートに入っている商品情報のリマインドや、登録手続き完了を促すメールを自動配信し購入へ導く「VeContact(ヴィコンタクト)」、②サイト訪問中のユーザーが、他サイトへの遷移やブラウザを閉じるなど閲覧している状態から離れる際に、ブラウザ上にキャンペーンや割引情報を告知するポップアップ型のクリエイティブを掲出することにより、サイトへの滞在を促し、購入へ導く「VePrompt(ヴィプロンプト)」を提供している。
ゼウスとVe Japanは、今回の業務提携の取り組みとして、ゼウス加盟店向けに『VePlatform』をサービスラインアップに加えるとともに、導入施策を検討するなどEC事業者の売上拡大、利便性向上に向けた取り組みを積極的に推進していきたいとしている。