2016年6月28日9:00
スクエアがEMVとNFCに対応するリーダを発表したのが2016年6月、実際のリリースは11月。発表から1年がたったが、どれだけ浸透したのだろうか。
スクエアによると、この1年間にスモールビジネスが注文した台数は50万台になった。わずか1年でこの台数はすごい。
米国では2015年10月からEMV対応が義務づけられたが、その波に乗った。さらにApple PayやSamsung Pay、Android Payが登場し、NFC受付に拍車をかけた。
2016年4月のCoachella Music Festivalでもスクエアリーダが使われたが、全非接触決済の10%を超える利用となった。5月のBottler Rock Festivalの3日間では全カード利用のうち14%がNFC非接触決済だった。
EMVとNFCに対応したカードリーダは60ドル。この価格を支払うのが難しいマーチャントには、毎週1ドルずつ60週にわたって支払える制度も導入している。