2016年7月29日9:00
M-Pesaの運営会社サファリコムはモバイル送金決済に加え、デビットカード(プリペイドカード)をモバイルと連携することになった。
このカードはNFC非接触決済に対応。POS端末にかざすだけで支払いが完了する。トランザクション件数の多い小額決済がこのカードの対象だ。
ケニアでは銀行グループがサファリコムに対抗し、IPSL(Integrated Payments Service Limited)を設立。銀行口座間で送金できるモバイルバンキングサービスをスタートすると発表した。
2015年のケニア決済カード市場規模は135億ドル。サファリコムはこの市場へ参入し、モバイルとプラスチックカードで顧客利便性を提供し、銀行との競争に勝とうという算段だ。