2016年8月26日13:01
NXPセミコンダクターズN.V.はブラジルのリオデジャネイロ州の交通向けスマートカード・システムを提供するRioCardと協力し、RioCardのNXP MIFARE非接触型交通/決済ソリューションに新たに非接触型ウェアラブルを追加したと発表した。これにより、ブラジル第2の都市であるリオデジャネイロで、1,000万人超の国内外の通勤者がこの技術を利用できるようになる。
NXPのMIFARE非接触型ICを採用した防水ウェアラブルの投入は、RioCardの交通系業務に新たなセキュリティと利便性を提供するという。NXPのウェアラブル・ソリューションはEMVCo認証済みプラットフォーム、認可済みオープン決済アプリケーション(Visa、MasterCard、American Express、Discover)、NXPのMIFARE非接触型ICへのフルアクセスにより、さまざまな決済モードの「融合」を実現する。
なお、NXPのMIFARE非接触型ICは、2004年からRioCardに使用されている。