2016年8月29日22:13
ヤマトクレジットファイナンス(YCF)は、あきた食彩プロデュースによる秋田県特産品の海外販路拡大を「クロネコ輸出ファクタリングサービス」で支援することとなったと発表した。なお、2016年8月24日に台北市で行われた「『うまい!秋田の食』試飲試食商談会in台湾」にて、「輸出システム」発足会を実施したという。
「クロネコ輸出ファクタリングサービス」は、売り手(輸出者)の買い手(輸入者)に対する輸出債権を、YCFに債権譲渡することによって、売り手の回収不安を解消する商品となる。あらかじめ売り手と買い手との間で取り決められた決済条件にしたがって商品代金の決済を行うが、仮に買い手からの入金がなかったとしても、YCFは売り手への支払いを取り決め通りに行うため、売り手は掛け売りができるという。
「クロネコ輸出ファクタリングサービス」で、売り手は買い手の信用力に関わらず掛け取り引きが可能となり、さらにヤマトグループの国際輸送を利用することにより、売り手の海外販路が拡大するそうだ。
YCFは秋田県への支援を皮切りに、日本各地の特産品の輸出販路の拡大に貢献していきたいとしている。