2016年12月27日22:00
南アフリカ最大の銀行スタンダードバンク(Standard Bank)は、フィンテックベンチャーのファイアペイ(FirePay)を買収した。
ファイアペイはモバイル決済でスナップスキャン(SnapScan)というソリューションを提供している。
ファイアペイは2013年の創業。2014年にスタンダードバンクと提携し、SnapScanをスタートさせている。SnapScanはQRコードをベースにしたモバイル決済だ。
現在南アでのSnapScan受付マーチャント数は32,000。これはオンラインと実店舗の合計である。ファイアペイは決済代行業者で、SnapScanだけでなく、WeChatやMasterPassもマーチャントに提供している。
スタンダードバンクはファイアペイの買収で、フィンテック領域を拡大。ユニバーサルバンクをめざす計画だ。国際展開にはほとんど全てのモバイルで使えるQR決済が便利だ。