2017年5月12日15:12
ジェーシービー(JCB)と親和銀行は、JCBブランドのデビットカード(JCBデビット)の発行に合意したと発表した。親和銀行は、2017年10月頃に同行の口座保有者を対象としてJCBデビットの発行を開始する。
JCBデビットは国内外のJCB加盟店で利用でき、原則利用の都度、代金が指定口座から引き落とされる。利用者自身で利用限度額を設定し、指定口座の預金残高内での利用となる。
また、 親和銀行が同時期にリリースを予定するスマートフォンアプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」との連携により、利用明細の表示やポイントサービスなどの機能強化を行うそうだ。
JCB が金融機関向けに提供する「JCB デビットサービス」は、各行の要望に応じて、入会や発券、利用情報の照会、銀行システムへの中継などの業務処理や、コールセンター業務、ポイントプログラムの提供などを受託するもの。提携金融機関にとっては、デビットカード発行に伴う業務やシステム開発の負荷が軽減され、JCBが提供する各種サービスをカードへ付帯できるというメリットがある。