2015年2月26日21:12
ジェーシービー(JCB)は、北洋銀行と、JCBブランドのデビットカードの発行に合意したと発表した。2015年3月9日から、北洋銀行は、同行の口座保有者を対象として「北洋-JCBデビット」の発行を開始する。
「北洋-JCBデビット」は国内・海外のJCB加盟店(インターネット上でのオンラインショップを含む)で利用でき、利用の都度、利用代金が利用者指定の口座から即時引き落としされるカードとなる。あらかじめ利用者自身で利用限度額を設定できるため、使いすぎる心配がないという。
北洋銀行に普通預金口座をお持ちの15歳以上(中学生除く)の利用者が対象となっており、原則、入会時の与信審査もないそうだ。さらに、利用特典として、カードのご利用ごとに貯まったポイントをさまざまな商品へ交換できる「Oki Dokiポイントプログラム」や、海外のJCBまたはCirrusマークのあるATM・CD(現金自動支払い機)で現地通貨の引き出しが可能な「海外現地通貨引き出しサービス」、クレジットカードと同様の「旅行傷害保険」などを用意している。
JCBが金融機関向けに提供するJCBデビットサービスは、各行の要望に応じて、入会や発券、利用情報の照会、銀行システムへの中継などの業務処理や、コールセンター業務、ポイントプログラムの提供などを受託可能だ。提携金融機関にとっては、自行のデビットカード発行に伴う業務やシステム開発の負荷が軽減されることに加え、JCBが提供する各種サービスの付帯が可能となるメリットがある。
なお、JCBデビットを発行する金融機関は2014年秋に発行を開始した千葉銀行、大垣共立銀行に続き3行目となる。