2017年7月5日15:34
コイニーは、訪日中国人観光客向けQRコード決済サービス「WeChat Pay」を全国各地の事業者に推進し、インバウンド対応を促進すべく、2017年7月5日より「地域金融機関向けWeChat Payビジネスマッチングプログラム」の提供を開始し、地域金融機関と共にWeChat Payが利用できるCoiney加盟店の開拓を行うことを発表した。また、同日より同プログラムへの参加金融機関の募集を開始した。
コイニーでは、2016年9月にWeChat Payアクワイアリング契約を締結し、一般公開に先立ち東急百貨店や東急ハンズの一部店舗などでの利用がスタートしている。また、2017年4月からはCoiney加盟店にもWeChat Pay決済機能の提供を開始しており、スマートフォン・タブレット端末のカメラを用い、WeChat Pay決済の利用が可能となっている。
コイニーでは、従来、地方の事業者がWeChat Payを利用できる環境を整えるため、地域金融機関向けに新しいビジネスマッチングプログラムを提供することになった。地域金融機関と共に訪日中国人観光客の受け入れ体制を強化し、事業者の機会損失を防止することで、地域経済の活性化を推進していきたいとしている。
なお、CoineyのWeChat Pay決済は初期導入費用や月額費用、専用ハードウェアを必要としないため、訪日中国人観光客が日常的に利用しているWeChat Payによる支払いに素早く対応可能だ。