2017年8月8日9:00
Visaが戦略投資したのはマーケッタ(Marqeta)という会社。2010年創業のフィンテックスタートアップである。
本拠はカリフォルニア州オークランド。Visaの投資額は2,500万ドル。これを含め4回のラウンドで合計7,127万ドルを調達している。
マーケッタはB2Bモデルで、カード発行プラットフォームを公開APIで簡単に利用できるサービスを提供している。SquareやKabbage、Affirm、Instacartなどが顧客。
プリペイドやデビット、クレジットカード、バーチャルカード、モバイル決済など多様なソリューションを用意している。オープンAPIのカード発行プラットフォームというのは世界初らしい。
Visaは簡単にカード発行できるこのプラットフォームをかつぎ、市場を拡大する。マーケッタはVisaの国際営業ネットワークを活用して、世界展開を目論んでいる。