2017年10月4日9:10
楽天データマーケティングは、2017年10月より営業を開始した。 楽天データマーケティングは、2017年7月に楽天および電通が共同で設立し、営業開始に向けて準備してきたが、このほど新たなマーケティングソリューションを提供する体制が整い、新会社としての営業を開始した。
楽天データマーケティングは、楽天グループのビッグデータを軸として、企業の戦略立案からターゲットの明確化、認知、購買まで、フルファネルでの「見える化」を実現したマーケティングソリューションを提供する。
楽天は約9,200万を誇る楽天会員とデータを核としたさまざまなサービスを展開している。楽天データマーケティングにおいても、その同社のサービスとデータを活用し、企業のマーケティング活動を支援していく。
インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を活用したウェブサイトを中心とするプロモーションや、ポイントプログラム「楽天スーパーポイント」、電子マネー「楽天Edy」を活用した店頭を中心とするプロモーションなどを展開することで蓄積された知見とともに、データを活用することでこれまでユーザーと想定されてこなかった潜在的な層を含めたターゲットを「見える化」し、それぞれの属性に合致した最適な広告宣伝プランを提案するそうだ。また外部企業との連携により、テレビの視聴データを活用したプロモーションについても提案していく。